若江 進(わかえ すすむ)

1958年(昭和33年)4月24日 松山市(旧温泉郡中島町)生まれ

■学歴
1971年(昭和46年) 温泉郡中島町立城山小学校卒業
1974年(昭和49年) 松山市立三津浜中学校卒業
1977年(昭和52年) 愛媛県立松山西高等学校卒業(第1期生)
1981年(昭和56年) 松山商科大学(現松山大学)経営学部卒業

■職歴
1981年(昭和56年) (株)フジ入社
1983年(昭和58年) 青年海外協力隊参加モルディブ共和国に2年間派遣
1987年(昭和62年) (財)松山市施設管理公社
          (現松山市文化・スポーツ振興財団)入社
2006年(平成18年) 松山市議会議員初当選
2010年(平成22年) 松山市議会議員当選(2期目)
2012年(平成24年) 松山市議会文教消防委員長
2014年(平成26年) 松山市議会議員当選(3期目)
2015年(平成27年) 松山市監査委員
2018年(平成30年) 松山市議会議員当選(4期目)
2018年(平成30年) 松山市議会政策研究会会長
2020年(令和02年) 松山市議会議長(第100代)
2022年(令和04年) 松山市議会議員当選(5期目)
2022年(令和04年) 松山市議会決算特別委員長
2023年(令和05年) 松山市議会デジタル化推進特別委員会委員長

■経歴
愛媛県青年海外協力隊を育てる会運営委員長
日本会議愛媛県本部副運営委員長
一般社団法人愛媛県卓球協会副会長
松山卓球協会副会長
松山地区保護司(9分区長)
松山港まつり振興会相談役
北朝鮮による拉致問題を考える愛媛県民会議(救う会愛媛)常任幹事
松山市中央倫理法人会監査
元愛媛平成市議の会会長
松山城東ライオンズクラブ会長

松山市議会議員・若江進 2026
松山市議会 2026

インタビュー記事(松山市議会議員研修誌 選良 No.123 「この人に聞く」より抜粋)

Q
議員になられた動機は?
A

25歳で青年海外協力隊に参加し、帰国してちょうど20年が経過しました。その間、松山市の外郭団体の職員として勤めを果たしてきましたし、またボランティア活動もおこなってきました。そういった中で国際ボランティアの経験を市政の中でもっと生かし、市民のための政策を大きな視点で提案したいと思いました。そして、何より松山市と合併した生れ故郷である中島町や、育った三津浜地域が、高齢化と過疎化が急速に進み、農業・漁業・商業がよくない現状でありますから、少しでも故郷のために頑張りたいと思い決意いたしました。

Q
立候補に対する家族の反応は?
A

最初に相談をした際は、当選してもしなくても苦労が多いだろうし、仕事の立場上、退職してからでないと立候補できないという条件等、私の将来のことを案じ反対意見が多かったですが、最終的に私の覚悟を聞いてもらい、一度決めたら後には引かない性格をよくわかっていたので、最後は、全員が「応援するよ」と言ってくれました。

Q
今回の選挙を振り返って
A

合併後、全市1区での初めての選挙ということで、とにかく地域が広く大変でした。また、全てが初めての経験でしたので精神的にも肉体的にも大変疲れました。大きな組織や後ろ盾もない中でスタッフを含め関係者は、選挙戦を実際に経験した人がおらず、試行錯誤の中での戦いでした。そういった中で、私を信じ最後の最後までご支援していただいた皆様方には、本当に言葉では言いあらわせないぐらい感謝しています。本当にありがとうございました。

Q
政治信条についてお聞かせください
A

市議会議員は、地域の代表でありますし、地域住民と最も近い存在でありますから地域の方々の意見を一つでも多く実現できるようにがんばりたいと思います。また、現状の地方と中央の格差や個人間の格差が決していいとは思いません。より多くの方々のご意見や特に弱者といわれる方々の意見を実現するのが政治であろうと思いますので、そのために努力したいと思います。

Q
議員になられてのご感想と変化したことは何でしょうか
A

やはり今まで以上に社会や市民に対する責任の重さをひしひしと感じています。また、周りも、そういった目で見ているように感じますし、期待の大きさを感じています。日々の生活態度にさらに気をつけるようになりました。また、1日の時間の使い方をいつも考えるようになりました。

Q
初質問のご感想は?
A

まず、始めに何を質問しようか悩みました。その中で、私自身が疑問に思っていることや選挙運動中に市民から聞いた意見を質問しようと思い資料を集めたりしました。なにぶん、質問方法を誰にも聞くことが出来ず苦労をしました。しかし、自分としては、それほど緊張もせずしっかりと市民の方々にもわかりやすく質問できたと感じています。大いに満足しています。

Q
 趣味をお聞かせください
A

中学校から大学まで卓球部でしたので、やはり卓球をはじめとしてスポーツは、するのも見るのも好きです。また、洋画を見るのも大好きです。

Q
日常の議員生活はどうですか?
A

これまで行ってきたボランティア活動は、私の基本ですから当然として、新しい活動にも参加しています。また数多くの会合やセミナーに参加し、その中で、様々な意見を聞かせていただき自分なりに市民のためになることは無いかと常に考えています。とにかく、お付き合いが拡がりましたが、時間を有効利用し勉強の毎日です。

Q
「座右の銘」や好きな言葉があればお聞かせください
A

「至誠通天」、「流水先を争わず」です。何事に対しても誠意を持って行動し、我先にというのではなく、先ず相手をということを心がけるようにしています。

Q
特に力を注ぎたい政治課題は?
A

国や県も含め政治課題は、非常に多岐にわたっていますが、特にいじめや学級崩壊など様々な問題が噴出している教育問題と急速な高齢化が進んでいる中での福祉問題は、待つたなしの緊急の課題だと考えています。そして、離島等の過疎化・高齢化率の高い地域の活性化に取り組んで生きたいと思います。

Q
最後に今後の抱負をお聞かせください
A

 国の三位一体の改革により地方は厳しい財政運営をしいられていますので、今までのように全てのことに手をつけることは、難しくなってしまいました。そういった中で、市民にとって何が重要な課題であるか的確に判断し、行政に対して物言う議員になりたいと思います。また今後は、中央と地方の格差とともに地方都市間でも格差が生じてきますので、地方都市の雄として日本一のまちとなるよう、市民の皆さんのご意見を最大限、市政に反映したいと思います。